飲酒運転撲滅の誓い2025を開催しました

 8月20日(水)、福岡市中央区天神のソラリアプラザ1Fイベントスペース「ゼファ」にて、飲酒運転撲滅の誓い2025が開催されました。ステージでは6つの高校の生徒が登壇し、様々なパフォーマンスを通して飲酒運転ゼロを呼びかけました。参加してくれた生徒に話を聞きました。イベントの様子とともに紹介します。

■福岡第一高校 書道部 田中真優さん

 部員同士で「危険な飲酒運転をなくしていきたい」と話し合いました。その思いが伝わるにはどうしたらいいか、パフォーマンスの動きや言葉も一つ一つ考えました。「少しだけならいいよね」は絶対だめ、お酒を飲んだら運転をしないということを伝えていきます。

福岡第一高校 書道部

■博多高校 生徒会 佐藤友紀さん

 2011年に飲酒運転事故で私たちの先輩方の命が奪われ、生徒会を中心に飲酒運転をなくす活動をしています。今年の7月、博多高校に海の中道大橋飲酒運転事故の遺族、大上かおりさんが講演に来てくださり、全生徒が「飲酒運転はだめ」との思いをより強くしました。

博多高校 生徒会 活動発表

■筑紫女学園高校 コーラス部 藤木寿羽さん

 部員一同、飲酒運転について改めて考える機会となりありがたいです。合唱曲の一つ、「Soranji」は大切な人がそばにいて、安心して生きていける幸せを歌った曲です。飲酒運転をしない、させないが当たり前の世の中になるように、私たちの世代で徹底していきます。

筑紫女学園高校 コーラス部

■精華女子高校 ダンス部 樫原鈴さん

 ステージ上に掲げられた飲酒運転撲滅のメッセージを思いながら踊りました。「飲酒運転をしない」と一人一人が意識を持つのはもちろん、私たち高校生も周りの大人がもし飲酒運転をしそうになっていたら止めて、飲酒運転をさせないことも大事だと思いました。

精華女子高校 ダンス部


■福岡工業大学付属城東高校 チアリーダー部 津田咲子さん

 観客の皆さんに勇気や元気を届けて、撲滅運動を盛り上げられるよう頑張りました。ゼロの振り付けは会場が一つになりうれしかったです。私たちは日々の練習を大事にしています。こうした当たり前の日常に感謝できれば、悲しい事故は減らせるのではないでしょうか。

福岡工業大学附属城東高校 チアリーダー部

■福岡女学院高校 バトン・カラーガード部 高木姫依さん

 バトンの魅力を伝えつつ、飲酒運転撲滅に関連したクイズも取り入れました。クイズを作るために飲酒運転を調べたのですが、事故件数の多さや死亡事故があることに驚きました。これから世界に羽ばたいていく子どもの未来を守るのが大人。しっかりと考えてほしいです。

福岡女学院中学・高校 バトン・カラーガード部

 会場では、飲酒運転ゼロの想いを込めたハンドスタンプや飲酒運転ゼロを願う標語を集めました。集まった標語は福岡第一高校の書道部のみなさんが標語の意味を深く考えながら書にしたためてくれました。文字の強弱や書体など、書の表現も工夫してくれています。

 8月25日から31日までは飲酒運転撲滅週間です。飲酒運転は、たった一度の過ちで、かけがえのない命を奪う重大な犯罪です。安全な社会は、一人ひとりの意識から始まります。
 福岡のみんなの力で、飲酒運転ゼロへ。ぜひ、身近な人と一緒に考えてください。

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