今回はアルコールの分解に必要な時間の目安についてお話します。一般的に、生ビール中ジョッキ1杯(約500㎖)のアルコールを分解するのに、男性は4時間以上、女性は5時間以上必要と言われています。体調が悪かったり、体質によってはさらにアルコールの分解に時間がかかる場合もあります。運転する際には、アルコール検知器などでお酒が残っていないか確認しましょう。
また、二日酔い運転にも注意が必要です。「一眠りしたから大丈夫」、「お風呂やサウナに入ったから大丈夫」は間違いです。睡眠中はかえって肝臓の機能が低下し、アルコールの分解速度が遅くなると言われていますし、アルコールの多くは、肝臓で分解されるので、汗や尿でアルコールが抜けることはほとんどありません。
飲酒運転は被害者も加害者も不幸にします。車を運転する予定がある方は、前日の飲酒量を控えるなど、二日酔い運転とならないよう注意してください。
過去に、福岡県で発生した幼児3人が犠牲となった海の中道大橋の事故や、男子高校生2人が犠牲となった粕屋町の事故のような痛ましい飲酒運転事故を二度と発生させないため、「飲酒運転かも」と思われる車や人を見かけた場合には、迷わず110番通報をするようお願いします。
通報していただいた方の氏名などの個人情報を公表することはありませんし、結果的に飲酒運転でなくても問題ありませんので、安心して通報してください。
「飲酒運転は、絶対にしない、させない、許さない、そして見逃さない!」
※ 福岡県警察本部交通企画課X(https://x.com/fukkei_Kkikaku)で飲酒運転に関する情報や画像を随時発信中
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※ 福岡県警察ホームページ内(https://www.police.pref.fukuoka.jp/kotsu/kotsukikaku/alc/uuhoukunrenmanyuaru.html)やYouTube福岡県警察公式チャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=yrnvUmmJsGU)で飲酒運転通報訓練マニュアル動画を公開中
