【福岡県警察からのお知らせ】二日酔い運転への注意と飲酒運転目撃時の１１０番通報のお願い

　これから年末に入り、忘年会等で飲酒する機会も多くなってくると思います。そこで、皆さんへお願いです。飲酒する際には、公共交通機関を利用する、ハンドルキーパーを確保する、運転代行を利用するなどして、飲酒運転とならないように対策を徹底してください。

　また、翌日の二日酔い運転にも注意が必要です。「一眠りしたから大丈夫」「お風呂に入ったから大丈夫」は間違いです。体の中でアルコールを分解するには時間がかかります。生ビールを中ジョッキで１杯飲むとアルコールが分解されるまでに約４時間（女性は約５時間）かかるといわれており、その日の体調や体質の影響によっては、さらに時間がかかる場合もあります。翌朝に車を運転する予定がある方は、飲酒量を控えたりするなど、二日酔い運転とならないよう注意してください。

　令和６年１０月末現在、県内の飲酒運転にかかる検挙件数は昨年と比較して増加しており、未だ悪質・危険な飲酒運転を敢行している者が後を絶ちません。飲酒運転を撲滅するためには、警察の取締りや広報啓発だけでなく、飲酒運転を目撃した際の１１０番通報等、皆さんのご協力が必要です。通報してくださった方の情報を相手に伝えることは絶対にありませんし、仮にその車が飲酒運転でなくても構いません！飲酒運転によって尊い命が奪われることを防ぐため、「あの車飲酒運転かも」、「あの人これから飲酒運転するかも」と思ったときは、必ず１１０番通報してください。

　また、令和６年１１月１日から、自転車の酒気帯び運転に罰則が整備され、酒類の提供や同乗・自転車を提供する行為も罰則の対象となっています。車やバイクだけでなく、飲酒運転が疑われる特定小型原動機付自転車や自転車を見かけた際も通報をお願いします。