福岡県の飲酒運転事故 2025年も96件 高止まりが続く状況

 福岡県内で2025年に発生した飲酒運転による交通事故件数は、96件と、前年(2024年)と同じ水準にとどまりました。依然として深刻な状況が続いています。

 福岡県の飲酒運転事故は、かつて全国ワースト常連だった2000年代から年々減少を続け、23年は87件と、過去最少を更新しました。しかし、24年は96件(前年比+9件)と6年ぶりに増加へ転じ、25年も同じく96件と、過去最少更新の流れは、足踏み状態となっています。地区別にみると、福岡地区と北九州地区が突出しており、両地区だけで全体の77%を占めています。時間帯別にみると6時から8時の時間帯の事故が圧倒的に多く、早朝の通勤時間帯に集中しています。前日の深酒が原因で、本人が酔っていると自覚しないまま運転するケースが多いと思われます。

 飲酒運転の検挙件数は、ここ数年で増加しています。要因の一つが、自転車の飲酒運転が厳罰化され、取り締まりが強化されたことです。また、市民のみなさんの間で飲酒運転を見かけたら通報する意識が広がり、通報件数も増加しています。2025年の通報件数は2478件で、そのうち検挙に結びついたのは235件。10件に1件は飲酒運転の検挙へとつながっています。飲酒運転が疑われる車を見かけたら、ためらわずに110番をお願いします。

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