本当なら、いちばん少ない県になってたはず。

2006年8月25日、福岡で事故が起きたあの日から5年。みんなの胸に刻まれたはずだった、飲酒運転撲滅への思い。しかし、県内の飲酒運転事故件数は昨年、全国ワーストワンに。今年も全国最悪ペースとなっています。なぜ、あの事故を経験した福岡で、同じ過ちが繰り返されるのか。いま改めて、この問題と向き合うときがきています。行政、警察、企業、民間団体、そして県民一人ひとり。きっとこのまちのみんなに、できることがある。私たち西日本新聞も、地元の新聞社として、飲酒運転撲滅に全力を挙げて取り組んでいきます。福岡のみんなの力で、このまちを変えていく。飲酒運転をなくす新たな取組が、はじまります。
2006年8月25日に起こった飲酒運転による3児死亡事故をきっかけに、いったんは急速に減少していった福岡県の飲酒運転事故件数は、09年から増加に転じ、今年も全国最悪に迫るペースで増加しており、悲惨な事故の教訓を生かせていない状況だ。
福岡県警によると、福岡県内の飲酒運転事故件数の推移は、06年が650件(全国ワースト4位)、07年は366件、08年284件と減少したが、09年は296件に増え、10年は337件で全国ワーストワンになった。今年は1月~7月で166件も発生しており、全国で2番目に多いペースだ。
今年2月にも、福岡県粕屋町で男子高校生2人が、飲酒運転の車にはねられ亡くなっており、悲劇は繰り返されている。
飲酒運転はなぜなくならないのか? なくすためにはどうすればよいのか? みんなで考え、行動していこう。
| 検挙件数 | 事故件数 | 全国順位 | |
|---|---|---|---|
| 2005年 | 5,359 | 829 | 3 |
| 06年 | 5,054 | 650 | 4 |
| 07年 | 3,242 | 366 | 5 |
| 08年 | 1,829 | 284 | 5 |
| 09年 | 1,698 | 296 | 4 |
| 10年 | 1,711 | 337 | 1 |
| 11年 | 1,236 (8月末現在) |
180 (8月末現在) |
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